東北大学電気通信研究所は,財団法人電気通信工学振興会のもとに平成23年度からRIEC Award を創設しました。
本賞は、電気情報通信分野の学術研究の発展に顕著な貢献があり、将来にわたり、当該分野の発展に寄与することが期待される優秀な若手研究者を顕彰することで、当該分野の発展を図る目的としています。

この度、厳正な審査に基づきご推薦をいただいた候補者中から、初年度の受賞者として下記の4名を受賞者と決定いたしました。授賞式は、東京フォーラム2011にて執り行われました。

 

プレスリリース本文

受賞式次第

RIEC Award

齊藤 晋聖氏 (北海道大学)

業績 「微細構造光ファイバの高度利用技術の開発に関する研究」
授賞理由 氏は、より高精度な光通信用ファイバの開発のために、微細構造光ファイバの光学特性などを高精度に算出できる理論を構築し、 様々な応用目的に合わせた最適光ファイバ構造を提案し、この分野の研究を先導する研究成果を挙げました。

猿渡 洋氏 (奈良先端科学技術大学院大学)猿渡 洋氏 (奈良先端科学技術大学院大学)

業績 「ブラインド音源分離に基づく自律的音響信号処理の先駆的研究」
授賞理由 氏は、独立成分解析(ICA)という統計的手法と空間音響学の関連を明確化することにより、 マイクで観測される音信号のみから、音の空間情報を保持したまま各音源を分離抽出することに成功しました。 この技術は実用化・商品化に成功し、警察備品に採用されています。

RIEC Award東北大学研究者賞

住井 英二郎氏 (東北大学大学院情報科学研究科)

業績 「プログラム等価性証明手法」」
授賞理由 氏は、二つのプログラムが「等しい」こと(プログラム等価性)を論理的に示すための証明方法を開発し、 これまで成功例のない現実的なプログラミング言語におけるプログラムの等価性を特徴づけることに成功しました。 その成果は様々言語に適用され、普遍性が確認されるなど世界的な注目を集めています。

RIEC Award東北大学学生賞

金 性勳(キム ソンフン)氏 (東北大学大学院工学研究科)

業績 “Magnetic mechanics: Magnetic robotics and functional pump driven by a rotating magnetic field”(「磁気力学:磁気ロボット工学と回転磁場駆動ポンプ」)
授賞理由 氏は、回転磁界を利用して、ワイヤレスでバッテリーレスの様々なタイプの新しい駆動装置を発明し、ロボットシステムや人工補助心臓への応用などに応用しました。その技術はバイオメディカル分野,バイオミメティクス分野などで注目を集めています。

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