教授中沢 正隆

准教授廣岡 俊彦

准教授吉田 真人

助教(プロジェクト特任)葛西 恵介

研究員王 怡昕

研究員原子 広大

研究員黒田 久雄

(左から)原子広大 葛西恵介 吉田真人 中沢正隆 廣岡俊彦 黒田久雄 王怡昕

研究室紹介動画

研究活動

インターネットで扱われる情報が音声、静止画、動画と多彩になり、また利用者が広がるにつれ、快適なコミュニケーション環境を提供する大容量・超高速ネットワークの実現が大変重要になってきている。超高速光通信技術はそのネットワークを支える中核技術である。本研究室は、光・量子エレクトロニクスをもとにして、超高速光通信の基盤となる超短光パルス発生・伝送技術、ソリトンを中心とする非線形波動技術、超高速レーザ技術、光信号処理技術の研究を行い、21世紀のグローバルな超高速光ネットワークの構築を目指している。

研究室Webページ

東北大学電気情報系Webページ

光伝送研究分野|中沢教授

超高精細画像伝送や超臨場感通信などの実現のためには、高速な光伝送システムの構築が重要である。その一方で、周波数の帯域は無限ではなく効率の良い光通信方式の開発が望まれている。そこで本研究分野では、超短パルスレーザを駆使して光時分割多重(OTDM)方式により簡便な構成で 1Tbit/s/channel 以上の超高速光伝送の実現を目指している。高密度化に関しては、光の位相と振幅に同時に情報を乗せることにより周波数利用効率を大幅に向上させる QAM と呼ばれる超多値コヒーレント光伝送技術の研究開発に取り組んでいる。また、高安定なモード同期レーザはその縦モード間隔が新たな周波数基準になるため、その方面への応用も探求している。さらに、マルチコアファイバおよびその超大容量空間多重伝送技術の研究を進めている。

研究テーマ

  • フェムト秒光パルスを用いた光時分割多重超高速伝送に関する研究
  • シャノンリミットを目指す超多値コヒーレント光伝送に関する研究
  • マルチコアファイバならびに新機能性光ファイバの研究と新たなる光通信の開拓

光信号処理研究分野|廣岡准教授

本研究分野では、光の超高速性を活かして、非線形光学効果を駆使して光信号を光のままで処理する全光化技術に力を注いでいる。具体的には、テラビット級の超高速 OTDM 伝送の実現に不可欠なフェムト秒光パルス圧縮、波形整形、光多重分離、歪み補償などの波形処理技術の研究開発に取り組んでいる。

研究テーマ

  • 時間領域光フーリエ変換を利用した波形歪み除去技術に関する研究
  • 非線形光学効果を利用した全光信号処理技術と超高速OTDM 伝送への応用

高精度光ファイバ計測研究分野|吉田准教授

本研究分野では、1.55 μm 帯周波数安定化レーザの開発とその高精度光ファイバ計測への応用研究を進めている。さらに超短パルスレーザの開発に取り組んでいる。

研究テーマ

  • 周波数安定化レーザと高精度光ファイバ計測への応用
  • 超短パルスモード同期レーザと周波数標準・光マイクロ波領域への応用

超高速光通信実験の様子
2048 QAMコヒーレント光信号(左)
および19コアファイバの断面写真(右)