インタラクションの森。
それは東北大学電気通信研究所の姿を表す言葉です。
「インタラクション」は相互作用。研究者と研究者、研究分野と研究分野、そして、社会と我が研究所の間を結ぶ「やりとり」のこと。様々なアクションのやりとりがまだ見ぬ未来を創り出します。そして、「森」は膨大な知が生い茂る森を表し、同時に、多様な研究者が成す豊かな知の生態系を表します。
電気通信研究所は、電気通信、すなわち「離れた者同士のやりとりを可能にする技術」を研究するため1935年に生まれました。それ以来、我が研究所は目覚ましい研究成果を生み出すとともに研究分野を広げ続け、現在も「人間性豊かなコミュニケーション」を実現する総合的科学技術の学理と応用の研究を続けています。まさに、活発なインタラクションによって複雑な知のネットワークを有する豊かな森に成長してきたのです。
未来を創り出すための「インタラクションの森」は社会と大学が協働して育てていく公共財です。市民の皆様には、私たち研究者とともに、この森を育んでくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
本所は1935年の設置以来、磁気記録や半導体・光通信をはじめとした現代の情報通信の基盤をなす研究成果を挙げ、世界をリードしてきました。これらの実績の上に、情報通信分野での研究拠点として活動を継続し、現在も豊かな情報社会を作るために成果を積み上げています。そして、未来の豊かな情報社会の実現を目指し、我が国の学術と社会の繁栄に資すると共に、広く人類社会の福祉に貢献することを目的として活動しています。また、時代に先駆けた情報通信の新しい世界を開き、新産業創成につながる基盤技術の創造と実用化、それらを通じた教育と人材育成を強力に進めています。
指定国立大学法人としての本学の将来構想は、研究力強化を図るため世界トップレベルの研究拠点の形成を推進しています。そのひとつに、本学の社会的使命として世界に先駆けて創成すべき研究分野として、「スピントロニクス」が選定されています。この実現のため、本所が主導的立場で参加することにより、世界トップレベルの研究拠点を構築しつつあるところです。
さらに共同利用・共同研究拠点でもある本所は、学術研究の中核として全国的な研究レベルの向上に寄附するとともに、本学の強み・特色の重点化にも貢献するため、情報通信技術の強みを活かして、国内外の研究機関との連携をはじめとする開かれた共同利用・共同研究の組織的推進など、業務運営のさらなる強化も進めています。
本基金は上記のような目標のもと、情報通信そのものを変革するような、大学らしいイノベーションで時代を切り拓くための努力を続け、人間性豊かなコミュニケーション「インタラクションの森」の実現を目的として設置するものです。
人間性豊かなコミュニケーションの実現を目指し、世界をリードする情報通信分野の研究拠点構築を目的とした事業への活用に使用します。
電気通信研究所基金ウェブサイト等にお名前を掲載いたします。ただし、「お名前の公表を希望しない」旨のご連絡をいただいた方については、掲載いたしません。
100万円以上のご寄附には通研本館内に設置されている「基金顕彰銘板」にご芳名を掲載いたします。
東北大学基金ウェブサイト「寄附者芳名帳」等にお名前を掲載いたします。ただし、「お名前の公表を希望しない」旨のご連絡をいただいた方については掲載いたしません。
種別 | 個人 | 法人 |
栄誉功労賞 | 3,000万円以上 | 1億円以上 |
特別功労賞 | 1,000万円以上 | 5,000万円以上 |
功労賞 | 100万円以上 | 1,000万円以上 |
特別功績賞 | 50万円以上 | 500万円以上 |
功績賞 | 10万円以上 | 100万円以上 |
寄附金額に応じて賞を贈呈いたします。
栄誉功労賞、特別功労賞、功労賞の方に、記念プレートを贈呈いたします。
功績賞以上の賞(栄誉功労賞、特別功労賞、功労賞、特別功績賞、功績賞)を授与された寄附者の方を対象に、次の特典を用意しております。
〒980-8577 仙台市青葉区片平二丁目1-1
TEL:022-217-5420
FAX:022-217-5426
E-mail : kikin*ml.riec.tohoku.ac.jp(*を@に変えてください)
〒980-8577 仙台市青葉区片平二丁目1-1
TEL:022-217-5058
FAX:022-217-5905
E-mail:kikin*grp.tohoku.ac.jp(*を@に変えてください)