2025年度
共同プロジェクト
研究発表会

新世代ICTの羅針盤
〜 Diverse Intelligenceで新たな可能性を探る旅〜

日時

2026.2.19

(THU)
10:00-18:40
開催形式

ハイブリッド開催
(対面&オンライン配信)

会場

東北大学
電気通信研究所 本館
[ 講演会・RIEC Award授賞式 ] 6F 大会議室
[ ポスターセッション ] 1F エントランスホール
[ 懇親会 ] 1F(有料)

リーフレット 共同プロジェクト研究について

プログラム

Program Outline

講演者情報

Speakers

セッション1 通研からの情報通信共同研究拠点の活動紹介 10:00-10:50

時間10:00-10:10

開会挨拶

石山 和志

東北大学 電気通信研究所 所長/教授

時間10:10-10:30

通研の現在と未来-共共拠点としての進捗と展望-

平野 愛弓

東北大学 電気通信研究所 副所長/教授

本研究所は情報通信分野における共同利用・共同研究拠点として、所外研究者との共同プロジェクト研究を推進している。本研究所の特徴は、所内教員との連携を前提とした「共共拠点」である点にあり、研究内容主導型の共同研究を通じて学術的価値の創出と社会・産業への波及の両立を目指している。本講演では、共共拠点としてのこれまでの取り組みと進捗を紹介するとともに、今後の展開と将来像について述べる。

[Keywords] 共同利用・共同研究拠点、情報通信分野、研究内容主導型共同研究

時間10:30-10:50

フォトニクス融合共創研究拠点の活動について

島田 道宏

東北大学 電気通信研究所 特任教授

古河電気工業と東北大学は、2023年4月、電気通信研究所に、“古河電工×東北大学・フォトニクス融合共創研究拠点”を設置し、共創研究所の活動を開始した。この拠点の設置により、フォトニクス分野を中心に、幅広い分野で多くの対話の機会を得る事ができ、約3年の活動で、10件の共創を立ち上げ、産学連携による共創活動を行い、成果を出す事ができている。本発表では、これらの活動の内容と成果について発表すると共に、東北大学の共創研究所制度とその特長についても触れる。

[Keywords] 共創研究所、フォトニクス、産学連携

セッション2 共同プロジェクトにおける研究成果トピックス10:50-14:30

時間10:50-11:20

デジタルツイン社会に向けた境界のない無線ネットワークの設計

佐藤 光哉

電気通信大学 助教

来たるデジタルツイン時代に向けては、海から宇宙に至るまでの広大な空間のデジタル表現が重要であり、幅広い領域の知見を踏まえた無線ネットワークの活用が不可欠である。このような背景のもと、本プロジェクトでは、水中、地上、宇宙など各領域の通信に関する研究者を集めた研究会を通じて相互理解を深め、連携体制を構築してきた。本発表では、本プロジェクトの概要を紹介するとともに、発表者が中心となって取り組んできた無線環境の可視化技術について紹介する。

[Keywords] センシング、電波伝搬、空間統計

時間11:20-11:50

人と環境の調和を目指した防災・減災システムに関する研究

杉安 和也

岩手県立大学 准教授

災害対応の業務効率化・二次被災リスクの低減手段のひとつにドローンの利活用がある。当プロジェクトは、東日本大震災の教訓に基づき、災害時の避難誘導によるドローン活用促進、技術開発、地域実装に取り組んだものである。本発表では、仙台を拠点に、宮城・岩手・福島の各地で行ったその実証実験・地域実装等について報告する。

[Keywords] 防災、ドローン、DX

時間13:00-13:30

深層学習の潜在空間の位相的・幾何学的構造解析

神野 健哉

東京都市大学 教授

本研究では、ニューラルネットワークの内部表現変化を「多様体の変形」という幾何学的観点から解明する。識別的表現学習を行う「クラス分類器」と生成的表現学習である「オートエンコーダ」を対比させ、内部表現変化を実験的に確認した。その結果、分類器は層が深くなるにつれてニューラルコラプスを引き起こし、元の位相構造を破壊してクラス分離を最大化することを確認した。一方、オートエンコーダはデータ復元のために元の多様体の幾何学的構造を保持する傾向が強く、学習目的による「構造の破壊」と「保持」というメカニズムの対照的な差異を実証した。

[Keywords] 識別的表現学習、生成的表現学習、多様体

時間13:30-14:00

脳型リザバー計算の計算原理と培養神経への実装可能性

香取 勇一

公立はこだて未来大学 教授

予測符号化は、感覚入力とその内部予測の差分(予測誤差)に基づく脳情報処理理論である。本講演では、予測生成と誤差計算をリザバーの動的状態として実現する、予測符号化とリザバー計算を統合した枠組みを紹介する。さらに、聴覚・視覚情報を統合する多感覚モデルを構築し、予測誤差から雑音を推定してフィードバック利得を適応的に制御することで、逆効果性と雑音耐性を再現する。

[Keywords] 予測符号化、リザバー計算、多感覚統合

時間14:00-14:30

人間科学に基づくAI技術とそのハードウェア実現

羽生 貴弘

東北大学 電気通信研究所 教授

曽 加蕙

東北大学 電気通信研究所 准教授

国立台湾大学との研究交流は,人間情報関連を中心に進めてきたが,2023年度よりAI半導体関連も交えて,その交流分野を広げている。本年度は,2025年11月22~23日の2日間に渡り,人間情報関連とAI半導体関連の両輪で研究交流を深めた。本講演では,これらの研究交流実績の概要をそれぞれの活動分野について紹介する。

[Keywords] 人間情報科学,AI半導体,超低電力計算向け不揮発ロジック

RIEC Award授賞式14:40-15:10

2025年度(第15回) RIEC Award授賞式

受賞者は後日掲載

ポスターセッション:会場 - 電気通信研究所本館 1 階15:30-17:30

Part1:15:30-16:30 (Part1コアタイム:15:30-16:15)
Part2:16:30-17:30 (Part2コアタイム:16:45-17:30)

ポスターセッションについて 
ポスター発表者リストは後日掲載

見学ツアー <参加希望者のみ> 16:15-16:45






見学コース①(定員20名)
クリーンルーム見学・共同利用施設・設備の紹介

電気通信研究所 研究基盤技術センターでは工作機械、評価分析機器、半導体プロセス装置や設備など様々な機器・設備を管理運用しており、技術支援を通して研究をサポートしています。これらの機器・設備は東北大学内だけでなく、学外の方も利用頂くことが可能です。本コースでは通研の付属研究施設であるナノ・スピン実験施設のクリーンルームを見学頂くと共に、研究基盤技術センターの各種機器・装置と技術支援事例、利用方法についてご紹介いたします。

  共同利用施設・設備の一例はこちら
【動画(通研YouTubeリンク)】
  外部利用者向けオンライン受託測定
  リソグラフィ技術支援


見学コース②(定員20名)
Global Connect Hub(新研究棟)の見学

電気通信研究所の新研究棟「Global Connect Hub ~ Atelier Q∞(アトリエ・キュー)」は2026年1月に運用を開始しました。本棟は、民間資金を活用したPFI事業により誕生した産学官連携の拠点です。3階まで吹き抜けの大階段や、精密機器に対応した直床の実験スペース、最新の中間免震構造を備えています。自由な発想で創造する「アトリエ」として、無限の探究心が交差する最新の研究環境をぜひご体感ください。



 ※応募多数の場合は抽選を行い、2月16日(月)までに
  見学の可否についてご連絡します。

懇親会17:40-18:40

懇親会会場:電気通信研究所本館 1 階 オープンセミナールーム
参加費:一般3,000 円、学生1,000 円(当日集金します)

アクセスマップ
徒歩の場合

 JR『仙台駅』下車、西口から20分


バスご利用の場合

 仙台駅前西口バスプール11番乗り場より市営バス
  701系統『八木山動物公園行』
  704系統『緑ヶ丘三丁目行』
  706系統『西高校入口行』
 に乗車『東北大正門前』下車、徒歩7分


地下鉄ご利用の場合

 青葉通一番町駅(仙台市地下鉄東西線)下車、南1番出口から徒歩12分
 五橋駅(仙台市地下鉄南北線)下車、北2番出口から徒歩10分