研究室訪問

人間情報システム研究部門

情報コンテンツ研究室(北村研究室)

教授 北村 喜文
助教 高嶋 和毅

http://www.icd.riec.tohoku.ac.jp/

● 動的・適応型空間ユーザインタフェース
動的・適応型空間ユーザインタフェースの例

動的・適応型空間ユーザインタフェースの例

 複数の人が作業を行うオフィスなどの快適性や作業の質・効率は、空間デザインや什器の配置などによって大きく変わります。また、その場自体の状態がダイナミックに変化するという特徴もあります。そこで、人の活動にダイナミックに対応して支援する、動的・適応型空間ユーザインタフェースシステムの設計・試作・評価に関する研究を進めています。

● インタラクティブなコンテンツの可視化
写真コンテンツの3次元可視化の例

写真コンテンツの3次元可視化の例

 創発の考え方によるアルゴリズムを利用して、さまざまなコンテンツを状況に応じて動的に、そしてインタラクティブに表示する新しい手法を提案し、その応用に関する研究を各方面との共同研究で進めています。

● 3次元モーションセンシングとインタラクション

 人の細かい手作業や小動物の長時間の複雑な運動など、従来技術では難しかった運動計測を可能とする新しい3次元モーションセンサを所内の共同研究で提案し、さらにそれを活かして3次元インタラクションの新しい可能性を切り開く研究を進めています。

● ブロック型ユーザインタフェース

 モーションセンサなどを組み込んだ電子的な積木を考案・試作し、子供の積み木遊びのアクティビティを計測・解析・可視化する研究を進めています。さらに、得られたデータから子供の精神的健康状態を確認・診断するための技術確立と、治療・リハビリテーションへの応用展開を目指して、共同研究を進めています。

● ドローンを活用する新しいインタラクティブコンテンツ

 ドローンの操縦には十分な技能を必要とします。そこで、第一人称と第三人称の両方の視点映像を的確に連携させながら提示する手法を活用して、パイロットの操縦を支援するユーザインタフェースと共有・配信技術を開発し、エンタテインメント応用など新しいサービスへの道を切り開く研究などを進めています。

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