研究室訪問

学際科学フロンティア研究所

情報・システム領域 (島津研究室)

教授 島津 武仁

http://www.fris.tohoku.ac.jp/̃shimatsu/

エネルギーアシスト用次世代磁気記録媒体の研究

図3 エネルギーアシスト用高密度磁気記録媒体

図3 エネルギーアシスト用高密度磁気記録媒体

 一方、記録時にエネルギーアシストを行うことで記録性能を向上させた次世代の超高密度磁気ハードディスク記録媒体(エネルギーアシスト用磁気記録媒体)の研究では、二つの研究テーマを実施しています。一つは、マイクロ波アシスト記録媒体の研究であり、CoPt系積層型グラニュラ媒体を実際に試作し、マイクロ波による記録性能の向上や層間に反強磁性結合を導入した媒体による三次元記録のための基礎研究を実施しています。二つ目は熱アシスト記録媒体の研究であり、FePt 系規則合金膜を用いたグラニュラ媒体の研究を実施しています。最近は、低キュリー温度のFePt 系三元合金の開発と、同合金を用いたグラニュラ媒体の形成に成功する等の成果が得られています。

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