巻頭特集2/高集積原子制御プロセス国際共同研究拠点の形成

共同研究・研究交流の状況

図2

図2 スペイン・ビゴ大学でのセミナー開催を示す新聞に掲載された写真:通研から庭野・中島教授、木村・櫻庭准教授、室田と院生2名、名古屋大学から宮崎教授と中塚准教授が参加しました。

 海外機関での試料評価と日本側よりの試料の供給による共同研究を開始しております。特に、共同研究を通した若手支援として、半導体薄膜評価のため、院生1名をビゴ大学に2週間派遣しました。ビゴ大学より院生を通研特別訪問研修生として2012年9月から2013年4月末までの約6か月間受け入れました。一方ISTDM-6とECSシンポジウムをアメリカでそれぞれ6月と10月に開催し、本事業の参加研究者が学術誌の特集号とプロシーディングスの出版に寄与しました。また、セミナーをニューヨーク州立大学で6月8日、スペインのビゴ大学で9月4日-6日(図2)、ナノ・スピン実験施設で11月15-16日、2月23-24日、3月7-8日に開催しました。海外の国際会議・セミナーでは、8名の院生が、施設でのセミナーでは、名古屋大学と東京大学より11名の院生・ポスドクが発表しました。これらの活動は、院生に大きな刺激を与えたと思います。

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