ナノフォトエレクトロニクス研究分野 | 教授 | 上原 洋一 |
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ナノ光分子エレクトロニクス研究分野 | 准教授 | 片野 諭 |
研究室メンバーの集合写真(2014年1月実験室にて)
本研究室は、平成18年に発足し、現在は上原洋一教授、片野諭准教授、そして工学研究科電子工学専攻の大学院生および工学部情報知能システム総合学科の学部生と研究生(中国からの留学生)で構成され、ナノメートル領域における光電子物性が関わる情報デバイスの基礎研究を行っています。とりわけ、光と電子の作用場としてのナノ構造に着目し、走査トンネル顕微鏡(STM)を用いた局所発光分光(STM発光分光)やレーザー分光などの測定手法と、分子蒸着やレーザー・アブレーションなどのナノ構造作製手法を組み合わせ、単一分子やナノ構造の有する極限電子物性の解明に日夜取り組んでいます。
2011年3月の東日本大震災では、研究室内の実験装置が破損し、また、実験室の壁が崩落するなど大きなダメージを負いましたが、幸い人的被害はありませんでした。現在ほとんどの装置の復旧作業は完了し、研究活動に専念できる状況となっております。以下、我々のグループにて現在進行している研究プロジェクトの一部を簡単に紹介します。