東北大学電気通信研究所シンポジウム
本シンポジウムは電気・通信・電子及び情報工学の分野における最先端の重要な諸課題について全国の研究者を迎えて相互に情報を交換し、討議することを目的として企画されたものである。特に平成8年度からはCOE(Center of Excellence)経費による国際シンポジウムを開催できるようになり、従来の通研シンポジウム(昭和39年~平成9年 37回開催)を統合し、通研国際シンポジウムと名称を変更した。
電気通信研究所国際シンポジウム(2022年度開催予定)
会議名 | 開催予定 |
2nd Online RIEC International Workshop on Spintronics | Adjustment |
2022 Spintronics Workshop on LSI | Jun.13, 2022 |
11th International Conference on Reactive Plasmas / 75th Annual Gaseous Electronics Conference | Oct.3-7, 2022 |
3rd Online RIEC International Workshop on Spintronics | To be determined |
RIEC International Symposium on Human-Computer Interaction 2022 | Jan.-Feb. 2023 |
The 11th RIEC International Symposium on Brain Functions and Brain Computer | To be determined |
8th CIES Technology Forum | Mar. 2023 |
The 13th International Workshop on Nanostructures and Nanoelectronics |
Mar. 6-7, 2023 |
出版物
1 東北大学電通談話会記録
本誌は電気通信研究所、大学院工学研究科、情報科学研究科および医工学研究科の電気・情報系などにおける研究成果の発表の場の一つである。また、機関の研究活動を広く知らせることも目的の一つとしてあり、この趣旨から、最終講義、通研シンポジウムの内容紹介、分野展望招待論文、修士論文抄録などを随時掲載している。
本誌が電通談話会記録と呼ばれるようになったのは、大正の終り頃から毎週1回開かれていた東北大学電気工学科の火曜談話会に由来している。この研究発表会で配付された謄写版のプリントがいろいろのルートを経て外部の関係研究者に時々配付され、公刊物の論文に東北大学電気火曜談話会記録として引用されるようになり、次第に公式出版物として扱われるようになった。
戦争のため一時中断したが、戦後昭和23年頃から復活し、再び活発な討論を繰返すようになった。昭和27年度から本研究所が電気工学科から継承して定期刊行物として出版することになり、昭和27年7月に21巻第一号(巻は通巻)を発行して以来年2~3回、75巻以降は年2回の出版を続けている。
2 東北大学電気通信研究所研究活動報告
本誌は、電気通信研究所が平成6年に全国共同利用研究所として改組したことを契機として、研究所の毎年度の活動状況を広く社会に報告するため、平成7年7月に創刊されたものである。
その内容は、各部門、附属実験施設などの自らの研究活動報告と、共同プロジェクト研究、国際活動など各種共同研究の活動報告、及び通研シンポジウム、各工学研究会活動、通研講演会など各種集会に関する報告と、それらの活動報告に基づく自己評価と外部評価からなっている。また平成19年度より、その英語ダイジェスト版であるAnnual Reportも出版している。