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インタラクティブコンテンツ研究室
教員
[ 教授 ] 北村 喜文
[ 准教授 ] 藤田 和之
[ 助教 ] 池松 香
[ 助教(兼)] 濱本 裕美
研究室HP
https://www.icd.riec.tohoku.ac.jp/
研究活動
IoTの普及と相まって、部屋など身の回りの環境や空間全体を情報化・知能化しつつある。その流れは、家具や什器など、これまで知能化があまり進んでいなかった対象にも及ぶようになり、これらを含む空間全体と人との良好な関係を考えることは喫緊の課題となっている。私たちは、デジタル化されているものだけでなく、身の回りのあらゆるものをコンテンツと捉え、これらを活用することで、人々の生活、作業、コミュニケーションをより快適で豊かなものにするインタラクティブコンテンツの研究を進めている。
インタラクティブコンテンツ設計研究分野|北村教授
研究テーマ
- インタラクティブなコンテンツの可視化
創発の考え方によるアルゴリズムを利用して、さまざまなコンテンツ群を状況に応じて動的に、そしてインタラクティブに表示する新しい手法を提案し、各方面との共同研究をとして様々な応用を進めている。 - 3次元モーションセンシングとインタラクション
人の細かい手作業や小動物の長時間の複雑な運動など、従来では難しかった運動計測を可能とする新しい3次元モーションセンサを所内の共同研究で提案している。 - 非言語情報を活用した新しい遠隔コミュニケーションの研究
通常の対人コミュニケーションで重要な役割を担っている「非言語情報」を、適切に(必要に応じて増幅または減弱して)伝送して、全参加者が対等で豊かなコミュニケーションができる環境を実現するための進めている。
バーチャルリアリティを始めとして、様々な3次元コンテンツに必要なモーショントラッキングシステムの開発や、多次元大量情報コンテンツを効果的に扱うためのユーザインタフェース技術、日常の対人コミュニケーションで重要な役割を果たしている非言語情報を遠隔コミュニケーションで効果的に伝え利用する技術等に幅広く取り組んでいる。
ヒューマンワークスペースインタラクション研究分野|藤田准教授
研究テーマ
- ワークスペースの知能化・インタラクティブ化
人のさまざまな活動を取り巻く空間およびその構成要素にコンピュータを統合し、空間の構成やレイアウトを適応的に変化させることで人の活動を支援するインタラクティブ技術およびユーザインタフェースの設計・試作・評価に関する研究を進めている。 - バーチャルリアリティにおけるマルチモーダルインタラクション
物理空間の制約がある中で、バーチャル空間内における歩行、身体動作、その他のさまざまな知的活動を高い臨場感で実現するため、人の知覚特性をうまく活用したロコモーション技術や、人の歩行に伴う適応的な触覚フィードバック提示技術等を研究・開発している。 - 空間・サーフェスインタラクション
人の身体の特徴や自然な振る舞いを考慮した、様々なコンテンツに対するより簡単で快適なインタラクション手法の設計・試作・評価に関する研究を進めている。
バーチャルまたはフィジカル空間と人とのインタラクションを理解するとともに、それを応用し人の活動を支援する新たな空間インタフェースを研究している。特に、人の空間知覚の特性や身体性を用いた動的な空間ユーザインタフェースやインタラクション手法等に重点的に取り組んでいます。