通研一般公開
電気通信研究所では、広く市民、卒業生、産業界、学内の学生や職員の方々に研究・教育活動を知って頂くために毎年「一般公開」を行っている。例年、10月上旬の休日に、全研究室、施設、センター、附属工場が趣向をこらしたパンフレットやデモンストレーションを準備して、先端技術を分かりやすく説明している。また、通研の歴史的成果である「分割陽極マグネトロン」、「鋼帯式磁気録音機」の展示をはじめ、親子で参加できる数々の参加型公開実験や工作教室を企画し、中には毎年長蛇の列ができるものもあるなど、好評を博している。
近年は、大型台風の接近やCOVID-19の多大な影響を受け、中止やオンライン開催が続いたが、2022年度から対面開催を再開し、2023年度は6年ぶりに片平まつり(本学附置研究所等一般公開)との同時に対面開催した。2023年度からは片平まつりに合わせて1日開催となったが、事前に募集したのべ約3000名の中から抽選で約620名が選ばれ、公開実験や工作教室の各コーナーには順番待ちができるなど好評を博した。
以降の通研公開は、片平まつりと合わせて10月に隔年で開催する予定であり、次回開催は2025年度となる。
なお、バーチャルな通研公開を体験していただくために、各研究室のわかりやすい紹介を下記のWebページ上で常に公開している。
https://www.riec.tohoku.ac.jp/koukai/
RIEC News
電気通信研究所の広報活動の一環としてニュースレター「RIEC News」を刊行している。
「RIEC News」は、電気通信研究所創立75周年を記念し創刊されたもので、電気通信研究所の日本の科学技術の発展への貢献について、最先端の研究や将来への展望等を紹介するものである。2011年3月に創刊し、毎号、大型プロジェクトや特別推進研究等の巻頭特集を組み、通研の各種イベントを紹介するトピックス、研究室や各センターの紹介、研究交流会、通研公開などの通研だより、独創的研究支援プログラムや産学連携研究マッチングファンドプログラムなどのタイムリーな情報を紹介している。2013年3月には、その英語版も創刊された。また、これまで発行したRIEC Newsの電子版を、下記URLにて公開してきた。
https://www.riec.tohoku.ac.jp/riecnews/
RIEC Newsは2019年7月刊行の第26号をもって、これまでのような数か月毎の発行形式を一旦終了とし、2020年4月より、最新の研究成果やイベント情報をより早く皆さまにお届けすべく、新しい記事を随時公開する形の、Webを主軸とした形式へとリニューアルした。この新しいRIEC Newswebは、下記のURLにて公開している。
https://www.riec.tohoku.ac.jp/riecpr/
2024年からは、Webページを用いた活動から、SNSを中心とした広報活動への移行を予定している。