電気通信研究所のシンボルマーク
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本研究所の基礎を築かれた八木秀次博士の研究成果の象徴である八木・宇田アンテナをテーマにしてデザインしました.そのアンテナと電波に覆われている地球を表現,研究成果を世界に発信する中心的任務を表わしています。
八木・宇田アンテナ(Directive Short-Wave Antenna)
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現在,世界中の家々でテレビ放送の受信用アンテナとして最も広く用いられているアンテナは,八木・宇田アンテナと呼ばれています。何本かの直線状の金属導体を平行に配列したこのアンテナは、大正末期(1925年)に東北大学においてアンテナの研究に従事した八木秀次博士と宇田新太郎博士によって発明されました。
これは八木・宇田アンテナを使用した波長45cmのUHF帯の送受信機です.この装置を用いて1929年に仙台と大鷹森の間,約30kmの通信に成功しました.そして翌1930年にベルギーで開催された万国博覧会に出品された記念すべき装置です。
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八木・宇田アンテナの研究に対するIEEE(米国電気電子学会)の記念碑(東北大学片平構内)