コンピュータサイエンス研究会
研究会名:コンピュータサイエンス研究会
開催日:2011年11月1日(火)16:00~17:30
題目:「データ圧縮の意外な使い方」
講師:喜田拓也准教授(北海道大学大学院情報科学研究科)
開催場所:情報科学研究科棟2階大講義室
コンピュータサイエンス研究会 講演会の御案内
コンピュータサイエンス研究会
主査 篠原 歩
下記のようにコンピュータサイエンス研究会の講演会を開催いたしますので,ご案内申し上げます.
- 日時:2011年11月1日(火)16:00~17:30
- 場所:情報科学研究科棟2階大講義室
- 題目:「データ圧縮の意外な使い方」
- 講師:喜田拓也准教授(北海道大学大学院情報科学研究科)
- 要旨:
データ圧縮とは,データに含まれている冗長な表現を より簡潔な表現に置き換えたり,無用な部分を削ったり することで,そのデータをより短いビット数で記述する ための技術である.主に,データを保持するコストの削減や, ネットワーク上でのデータ通信コストの低減を目的として 用いられている.
近年,このデータ圧縮の技術が,上述の目的以外でも 活用されるようになった.例えば,データ処理の高速化や パターン認識を目的とした用途などが提案されている.
本講演では,まずデータ圧縮について大まかな理解が 得られるように情報理論の初歩的な解説から始め,その後, データ圧縮の「意外な使い方」についての例を紹介する. 後半では,パターン照合とデータ圧縮の結びつきについて これまでの研究の歴史を振り返り,「データアクセスの簡便さ」 という基準を重視したデータ圧縮法について解説を行う.
問い合わせ先
篠原 歩
内線:7132(青葉山)