故 岩崎俊一 元所長(本学特別栄誉教授)の追悼の会を執り行いました。

令和7年11月16日(日)、ウェスティンホテル仙台にて、故・岩崎俊一 元所長・本学特別栄誉教授 を偲ぶ「追悼の会」を、先生ゆかりの東北大学、仙台市、東北工業大学の三者共同で執り行いました。
晩秋の穏やかな日差しの下、仙台市、大学及び産業界等の関係者、教え子の方々、一般市民の方々など、約200名に及ぶ皆様にご参列いただきました。
会では、初めに、冨永悌二 東北大学総長、郡和子 仙台市長、渡邉浩文 東北工業大学学長から追悼のことばが捧げられました。それぞれ、先生の情報社会への多大なご貢献に対し、心からの敬意と感謝が述べられました。
次に、先生の教え子であり、大容量ストレージの研究開発に従事され、垂直記録ハードディスク装置の世界初実用化に多大な貢献をされた 田中陽一郎 本学名誉教授から、ありし日を偲ぶ追想のことばが捧げられました。
その後、仙台フィルハーモニー管弦楽団・弦楽四重奏による追悼の曲が流れる中、参列された皆様により献花が行われました。
また、会場には、先生のご略歴や受賞歴、貴重な写真、映像、研究資料などが展示され、参列された皆様が、先生の多岐にわたるご功績とご遺徳を偲び、故人を懐かしむ温かなひとときとなりました。
岩崎先生は、真摯に、忍耐強く、そして文明への貢献を見据えて研究を続けられました。本所教職員一同、故人の遺志を受け継ぎ、人類の豊かな未来に貢献できるよう、研究及び教育に邁進してまいります。
ご多用の中ご参列くださいました皆様、また会の実施にご尽力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。