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北村研究室の北村喜文教授、高嶋和毅助教、細井俊輝さん(博士前期課程2年)、佐藤裕美さん(博士前期課程1年)がヒューマンインタフェース学会 研究会賞を受賞(2015年3月11日)

ヒューマンインタフェース学会研究会賞は、同学会の研究会で公表された新規性・独創性・将来性あるいは実用性・完成度の高い論文の著者に贈呈されます。 今回は2014年1年間に発表された149件の中から3件に本賞が贈られました。

本研究は、発達臨床心理学を専門とする宮城学院女子大学の発達臨床学科の先生らとの共同研究の成果です。 本研究では、PTSDやASDの治療のために用いられてきた積み木による遊戯療法において、加速度センサを実装したブロックを用い、これまで知られている積み木の組み立て過程とストレス軽減作用について、定量的に検証しています。 本研究成果は、より効果的な遊戯療法の構築のみならず、積み木遊びにおける運動や認知、情動等に関わる過程を明確化できる可能性を持っており,有用性・将来性を含めて評価されました。

学会の本賞に関する情報のページ:https://www.his.gr.jp/office/gakkaisyou.html

問い合わせ先

電気通信研究所 システム・ソフトウェア研究部門 情報コンテンツ研究室

(教授)北村 喜文