研究基盤技術センター・評価部の技術職員らが2024年度東北大学総長業務功績賞を受賞しました。
研究基盤技術センター・評価部の丹野健徳、阿部真帆らが、2024年度東北大学総長業務功績賞を受賞しました。業績名は「部局横断による機能性材料の磁気的・力学的特性評価技術の高度化」です。
丹野健徳、阿部真帆は、多元物質科学研究所の千葉雅樹技術職員、マイクロシステム融合研究開発センターの鈴木茂教授(現:学術研究員)と共に、所属部局を横断してそれぞれの技術を融合することで、逆磁歪と軟磁性を利用した振動発電材料であるFe-Ga単結晶などの結晶方位解析と磁気的・力学的特性の多面的な評価を行い、材料からデバイスへの適切な加工方法に関する知見の蓄積に貢献してきました。さらに、結晶方位解析と力学的特性の評価方法を高度化することで、これまで困難とされていた単結晶試料内の残留応力を評価する新たな手法を確立しました。これらの成果が認められ、今回の受賞に至りました。
【謝辞】
本研究の一部は電気通信研究所共同プロジェクト研究(石山和志教授のご協力)により実施されたものです。この場を借りて深く感謝申し上げます。
詳細URL:2024年度総長業務功績賞受賞者について
お問合わせ先
東北大学電気通信研究所
研究基盤技術センター評価部
TEL:022-217-5571
MAIL:eac-riec[at]grp.tohoku.ac.jp ([at]を@に変えてください)