国立大学法人東北大学電気通信研究所公式ウェブサイト|Research Institute of Electrical Communication Tohoku University

社会の脅威に総合知で挑む「セキュア社会基盤研究拠点」

サイバー攻撃の高度化や、気候変動、エネルギー・食料の供給リスクなど、
私たちの生活や経済活動を脅かす課題が複雑化するなか、
大学の総合知を活かして安全な社会基盤を築いていこうと「セキュア社会基盤研究拠点」が立ち上がり、10月28日(水) 都内でキックオフのシンポジウムが行われました。

東北大学 東京オフィス
工学研究科 髙村 仁 研究科長

この研究拠点は、工学や情報科学、環境科学、法学、経済学、農学、環境科学
といった東北大学の多様な学問分野の知見を融合させ、さまざまな脅威から人々の暮らしを守る安全な社会基盤づくりを目指すものです。

シンポジウムでは、各分野の研究者が日々の研究活動や最新の研究成果などを紹介しました。

電気通信研究所からは本間尚文教授が登壇しました。

電気通信研究所 本間 尚文 教授

本間教授は現在、AIハードウェアセキュリティの研究に取り組んでいて、
攻撃者の視点からリスクを先回りして洗い出し、弱点の早期発見や新たな対策技術の開発に取り組んでいます。

「量子コンピュータにもAIに破られない新しい暗号方式と安全な実装が、これからのセキュリティの土台になる」と指摘。そのうえで、脅威が増しているAIサイドチャネル攻撃を前提とした安全性評価と対策の重要性を強調しました。

本間教授は「研究成果を通じて、安全な情報通信基盤の実現に貢献したい」としています。