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第33回生体生命工学研究会のご案内

第33回生体生命工学研究会のご案内

東北大学電気通信研究所
工学研究会分科会 生体・生命工学研究会
主査 塩入諭
幹事 大林武,羽鳥康裕

生体生命工学研究会のご案内

第33回生体生命工学研究会の開催を下記の要領で予定しておりますので,多数ご来聴くださいますようご案内申し上げます.学外の方もご自由にご参加下さい.

日時: 2018年12月20日(木)15:10 ~ 17:00
場所: 電子情報システム・応物系 南講義棟 103講義室

一般講演
15:10~15:30
外川龍之介, 奥畑 大悟, 吉田 侑冬, 中尾 光之, 片山 統裕
「眼球運動に対し頑健な大脳皮質網膜地図の推定手法に関する研究」

15:30~15:50
笹田拓臣, 西川遼太, 松宮一道, Chia-huei Tseng, 栗木一郎, 塩入諭
「手の周辺への視覚的注意に与える利き手の影響」

特別講演(16:00-17:00)
講師: 佐藤誠先生(東京工業大学名誉教授)

演題: バーチャルリアリティとハプティックインタフェース

概要: オキュラス社のKickstarterによるヘッドマウントディスプレイ(HMD)開発プロジェクトの成功に端を発して、近年バーチャルリアリティ(VR)環境への関心が急速に高まってきている。VR環境の高精細化や高機能化は必然的にVR環境と接するためのヒューマンインタフェースの高度化を必要とする。従来のようなキーボードとマウスだけではVR環境のもつ諸機能を十分に活かすことが困難であり、人間の身体性を考慮した直接操作インタフェースや視覚や聴覚に加えて力覚や触覚を伴うハプティックインタフェースが重要となってきている。私達は長年にわたりストリング型力触覚提示デバイスSPIDARの研究開発を行ってきた。ストリング型力触覚提示デバイスは簡易性、拡張性、安全性など他のデバイスにない様々な特長をもっている。本講演ではVR環境の歴史と現状を概観するとともに力触覚提示デバイスSPIDARを用いたハプティックVR環境についてご紹介したい。

お問合わせ先

情報科学研究科 木下・大林・西研 大林武
obayashi_at_ecei.tohoku.ac.jp

電気通信研究所 塩入・栗木・曽研 羽鳥康裕
yhatori_at_riec.tohoku.ac.jp(_at_を@に変えてください)