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平成29年度(第7回)RIEC Award 受賞者

概要

この度、厳正な審査に基づきご推薦をいただいた候補者中から、平成29年度の受賞者として下記の3名を受賞者と決定いたしました。
授賞式は、東京フォーラム2017(2017年10月31日)にて執り行われました。

RIEC Award本賞

天野 薫 氏 (国立研究開発法人情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター)

業績

操作的手法を用いた視知覚の脳内メカニズム解明

授賞理由

天野氏は、ヒトの脳活動を非侵襲に操作する手法を開発するとともに、それを用いて視知覚等の入力と脳活動との関係を明確化することで、従来の神経相関にとどまらない脳活動の解明に大きく寄与しました。この研究成果は、人間の知覚・認知に関する新たな知見を与えるものと高く評価され、RIEC Award本賞にふさわしいものと認められました。

RIEC Award 東北大学研究者賞

加藤 俊顕 氏 (東北大学大学院工学研究科)

業績

大規模集積化グラフェンナノリボンデバイスの創製

授賞理由

加藤氏は、バンドギャップを持つグラフェンナノリボンの集積化に大きく寄与する新しいプラズマ合成法を見出すとともに、それを利用したトランジスタの動作を実証しました。この成果は新たな半導体デバイスの実現につながるものとして評価され、RIEC Award東北大学研究者賞にふさわしいものと認められました。

RIEC Award 東北大学学生賞

上野 嶺 氏 (東北大学大学院情報科学研究科)

業績

ガロア体算術演算回路の形式的設計技術とその暗号ハードウェアへの応用に関する研究

授賞理由

上野氏は、暗号技術として広く使われているガロア体上の算術演算の回路設計・検証を高速で行う手法を開発するとともに、高効率な暗号化のためのハードウェアアーキテクチャを考案しました。これらの成果は、RIEC Award東北大学学生賞にふさわしいものと認められました。

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